【大連風景】大気汚染指数396の様子(★12月24日追記)
中国の大気汚染は日本でもニュースになるほど、昨年に引き続き今年も絶好調なほどに我々の身体を蝕んでいます。
下記は大気汚染の状況がみられるiPhoneのアプリです。
11月に入り寒い日特に空気が悪くなっている。
目次
何故「空気」が悪くなるのか
理由としては、大連市政府は11月上旬から3月頃まで暖房システムである「ぬあんちー(以下、暖気)」で、温水管を各家庭に巡回させて部屋を暖めている。もちろん無料ではない。
で、この暖気はお湯を沸かすために石炭を大量に使っている。
なので、寒い日=空気が悪くなる、という構図が成立する。
空気が悪い日の外の様子
下記の写真を見て頂くと分かるが、高層マンションの上層階がもやっていて霞んでいる。
ちなみに、この時の空気の臭いは「ちょっと焦げ臭い」感じ。
数分外を歩いていると、喉の奥が乾燥している錯覚を起こすが、乾燥ではなくPM2.5などの微粒子が喉の粘膜に張り付いているのだ。
これは怖い。大人は良いとしても子供には致命的なほどの健康被害をもたらすだろう事は想像に難くない。
ちなみに、空気がどんなに悪くてもマスクをしている人は町を歩く人の10%程度。ほとんどの人はマスクなどしていない。
さらに恐ろしいことに、こんな時でも外をランニングしている人も居るくらいだ。
※これはLumia950の動画。写真を撮ると2秒程度のビデオも一緒に生成される(iPhone6Sの例の機能に似てるが、こっちは撮影直前の2秒)
今度は10秒程度のビデオにして掲載します。今回は忘れてました。。
★追記:翌日(2015年12月24日)の同場所の様子
こんなに違うんです。。ちなみに今日は大気汚染指数が27というとても低い数値で、PM2.5では16という久しぶりに人間らしい生活ができるような数値です。